9月に入ったというのに、まだまだ暑い日が続きそうですね🥵
⬆️今朝の空。
先日、私がお世話になっているピラティススタジオのイベントに参加してきました。
その時の写真です⬆️
そのイベントの時に、ある女性とゆっくりお話しする機会がありました。
その方は何度か私のクラスにも参加されたことがある方で、レッスン中はとても静かに、まるで自分の内側と向き合うかのように、黙々と身体を動かしているのが印象的でした。
これまでしっかりとお話ししたことはなかったのですが、イベントの中でふとしたきっかけから会話が始まり、思いがけず深いお話を伺うことができました。
少し話すうちに、なんとその方がピラティス歴17年✨であることが分かりました。
見た目は若々しく、とても素敵な年の重ね方をされてる方だなぁと思っていたのですが、まさかそこまで長く続けていらっしゃるとは思わず、驚きました。
そして、そこに至るまでのご自身の経験を語ってくださったのですが、そのお話が私の心にとても強く残ったのです。
彼女がピラティスを始めたのは、今から17年前。
当時の彼女は、すり足で歩き、腰は曲がり、常に慢性的な腰痛に悩まされていたと言います。
体力もなく、少し動いただけで疲れてしまうような状態で、日常生活の中でも不自由を感じる場面が多かったそうです。
そんなある日、友人に誘われて近所のスタジオで開かれていたピラティスの体験レッスンに参加することに。
正直なところ、当時はピラティスという言葉すらよく知らなかったそうで、「どんな感じなのかしら?」という軽い気持ちで足を運んだとのこと。
ところが、初めてのレッスンでは、思っていた以上に自分の身体が動かないことに衝撃を受けたそうです。
「身体の使い方が全然わからなくて…というより、身体が言うことをきかなかったのよ」と、当時を振り返りながら少し照れくさそうに話されていました。
それでも彼女は「もう少し続けてみようかな」と思い、週に1回のペースでレッスンに通い始めたそうです。
すると、少しずつ身体に変化が現れ始め、気がつけば以前のような腰の痛みも軽くなり、歩く姿勢もスムーズになっていったと話してくれました。
「今はこんなふうにスッと背筋を伸ばして歩けるようになったの。前は本当におばあさんみたいだったのよ」と、背中をスッと伸ばして笑顔で語るその姿は、輝いているようにも見えて印象的でした。
隣にいたお友達にも「本当に昔は見た目も動きも年寄りっぽかったのよ〜。昔の方が老けてたわよね?!」と笑いながら話されていて、お友達も「うんうん」と大きくうなずかれていました。
彼女の話からは、ピラティスが単なるエクササイズにとどまらず、日常生活そのものに良い影響を与えていることがよく伝わってきました。
「今では週に2回通ってるの。とにかく続けることが大事よ」と話すその言葉には、17年間続けてきた人だけが持つ説得力がありました。
続けることが身体を変える!ということを体現されていました✨
ピラティスは、筋肉を鍛えるだけではなく、呼吸や姿勢、身体の使い方を丁寧に見直し、身体の深い部分から整えていくメソッドです。
だからこそ、年齢や体力に関係なく、誰でも無理なく始めることができ、継続することで確かな変化を感じられるのだと、彼女の経験を通して改めて実感しました。
この出会いは、私にとっても大きな刺激となりました。
ピラティスを通して心身が整い、人生そのものがより前向きに変わっていく。
その可能性を目の当たりにし、自分自身の取り組み方を見直すきっかけになったと同時に、「年齢に関係なく、今からでも、いつからでも変われる」という力強いメッセージを受け取ることができました。
彼女のように、焦らず、無理せず、少しずつ変化を楽しみながら、自分自身を大切にして生きていく。
その姿勢に私も深く共感し、私自身もそんなふうに生きていけたらと、静かに心を動かされました。
ピラティスを通して出会えたこの素敵なご縁に感謝するとともに、自分もまた、これからの時間を丁寧に積み重ねていきたいと強く思いました。